インフルエンザの流行する時期

インフルエンザで一番怖い型は?

インフルエンザにはAからCまで大きく分けて三つの型があり、それぞれによって感染力や症状の重さが違います。
ではその中でも最も怖い型はなにかというと、これはやはりA型ということになるでしょう。
A型は感染力が強いうえに症状も重く、時折爆発的な大流行を起こすこともあります。
B型はそこまで流行することはないうえにA型よりも症状が軽く、C型に至ってはほとんど症状が無く感染にすら気付かないこともあります。
そのため感染力、症状だけを見てもインフルエンザはA型が最も怖い型です。
ですがインフルエンザA型が本当に恐ろしいのは、その感染力や症状ではありません。
そういった要素も脅威ではありますが、何よりも脅威になるのは「遺伝子変異が発生しやすい」ということと「家禽にも感染する」ということです。
人の体は入ってきたウイルスに対して抵抗し、時間が経てば抗体を作って対処するようになります。
そのため全く同じウイルスに関しては二回以上感染するリスクが低くなり、感染しても症状が軽いうちに完治します。
ですがもし元々は同一だったウイルスであっても、その遺伝子が変化していたのであれば抗体は意味をなさなくなります。
さらに問題となるのが家禽、鳥類や豚などの家畜に感染することです。
動物に感染したウイルスは動物の体内で全く別の遺伝子へと変質し、そしてその動物たちの排泄物などを介して再び人間に感染するようになります。
過去には鳥インフルエンザや豚インフルエンザといったウイルスが猛威をふるいましたが、それらはこうした経緯をへて遺伝子変化したインフルエンザA型たちです。
これまで誰も感染したことがないようなウイルスが突然生まれ、そして爆発的に感染を広めるということは、現代医学が無ければ文明を終わらせる可能性すらある恐ろしい存在です。
もしインフルエンザA型の流行が発表された場合には、そうしたリスクを把握したうえで行動するようにしましょう。